完成時の達成感と、良好な人間関係。
心の支えになるものがあるから、
大変なことも乗り越えられる。

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藤井 佑樹|土木施工管理職 土木工事部
工学部 都市環境学科卒
2011年  新卒入社

Reason

|入社動機

「フィーリングが合う」と感じ、他社は受けずに入社

高校生のときに旅行先で見かけた大きな橋をきっかけに橋梁に興味を持つようになり、大学は工学部に進学。土木工学を学びました。就職活動は地元の静岡県西部に絞って行い、建設会社やゼネコンを中心に何社か会社説明会に行きましたが、その中でもっともフィーリングが合ったのが当社でした。実際に面接を受けてみて、真面目で誠実な社風や面接官の人柄が良かったのと、「まじめに、とことん」という社員行動指針に共感し、他の会社は面接を受けずにそのまま入社を決めました。

実際に入社してみても最初の印象が変わることはなく、思った通りの会社だなと感じましたね。仕事には真剣に向き合う一方で、プライベートな相談も気軽に乗ってくれるような信頼できるばかり。非常に働きやすく、自分に合った環境だと感じています。

Flow

|入社後の流れ

メモを取る、そして自分で考えることが成長の鍵


初めて担当した工事は護岸工事でした。配属前に想像していたよりも、例えば仮設事務所を建てるための用地を借りる手続きや、水道や電気を通すための準備などの細かい作業が多く、想像と現実の違いに戸惑いを感じたことを覚えています。新人時代は配属先の上司や先輩から直接指導を受けながら、見たり聞いたりしたことをメモに取るようにしていました。でも今考えると、当時は目の前の業務を処理することで精一杯だったように思います。少し余裕が出てきた入社7年目の頃から、要点を覚えることを意識するようになり、それからどんどんメモを取る量が増えていき、新人の頃よりもむしろ今のほうがメモの量が多くなりました。土木の仕事は、何年やっていても初めて経験することが多いので、メモに残して後で見返すことが大事だなと感じています。

また、わからないことを聞くのは大切なことではありますが、自分で考えて答えを出すことで自分の力や知識につながっていくのだと思います。こうした経験を後進のメンバーにも伝えていきたいですね。

Rewarding

|仕事のやりがい

完成後も未来に残り続けることにやりがいを感じる

これまで12現場ほど経験し、この道に踏み入れるきっかけとなった橋梁にも、補修工事ではありますが携わることができました。現在は、自動車メーカーの工場内にテストコースを造っています。

中でも多いのは造成工事で、浜松市の沿岸防波堤工事も担当。この防波堤は一見するとただ土を盛っているだけのように見えますが、実はとても苦労したんです。特に距離が長いため測量が大変で…。でもその分、完成したときは感動しましたね。どの現場にも言えることですが、段々と形になっていく様子や完成時の達成感、完成後もずっと形として残っているところにやりがいを感じます。

これまでの現場は所長と数名体制で行うことが多く、自分一人で管理した現場はまだ二つしかありません。目下の目標は、一人で一つの現場を担当し、コスト面、品質面、安全面でより良い管理を行うこと。とはいえ、そのために乗り越えるべき課題はまだまだたくさんあります。中でも重要だと考えているのは、役所の方々とスムーズにコミュニケーションを取ること。わかりやすく説明する能力や資料作りのスキルを向上させたいと考えています。

Wok Style

|職場・仕事の魅力

福利厚生面の充実と人間関係の良さが魅力

福利厚生面がしっかりしています。パソコンや携帯電話はもちろんありますし、社用車の貸与もあるのはありがたいですね。現場はとても車が汚れますから…(笑)。社員旅行も3年に1度のペースで実施しており、普段はあまり関わらない先輩や後輩ともじっくり話せるのでとても良い機会になっています。

また、当社が行っている活動の一つに「道路里親制度」というものがあります。これは、道路の美化や保全を行う市民活動で、当社は会社全体でこの活動に参加しており、私もできるだけ参加するようにしています。地域の方々には工事でご迷惑をおかけすることもありますから、地元の住民の方々の理解を得るためにも、こうした地域貢献活動は非常に大切だと思います。

あと、当社の魅力を語る上で外せないのは社内の雰囲気の良さですね。先輩や後輩ともプライベートな話を含めて気軽に話せる風土があります。仕事である以上、ときには大変なこともありますが、その大変さをカバーして余りあるほど人間関係が良好な環境だと感じています。

One Day Schedule

1日のスケジュール

  • 8:00
  • 現場での朝礼。工事に関わる全員が集まり、当日の作業内容や施工計画を共有します。
  • 9:00
  • 現場巡視。職人さんとコミュニケーションを取りながら、現場の状況を確認・把握します。
  • 13:00
  • 出来形測定。出来上がった構造物が設計図面通りにできたか、実際に測定して確認します。
  • 16:00
  • 書類作成。工事をスムーズに進める上で、行政の担当者に伝わりやすい書類を作成することが重要です。
Message

メッセージ

丁寧な指導のもと、
全力で仕事に取り組めます。

上司、先輩方の丁寧な指導があるので安心して仕事に取り組めます。また、全力で仕事に取り組めば、周りもそれに応えてくれる。そんな会社です。土木工事の施工管理をやりたいと思っている皆さん、ぜひ一緒に仕事をしましょう!

※記事の内容や所属部署等は取材当時のものです。