公共工事を通じて感じる成長の手応え。
今後の目標は、所長として
現場を任されるようになること。

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佐藤 舜哉|建築施工管理職 建築工事部
環境・建築学部 建築学科卒
2016年  新卒入社

Reason

|入社動機

社内の雰囲気の良さに惹かれて入社

両親が建設関係ということもあり、大学では建築を学びました。将来の道として設計という選択肢もありましたが、設計の授業があまり楽しく感じられなかったので現場監督を目指すことに。就職活動では、両親のアドバイスをもとに当社を含めた3社の説明会に参加。その中で当社に決めた一番の理由は、会社全体の雰囲気の良さでした。説明会には部長と2名の先輩社員が同席されたのですが、皆さんの会話の様子から上司をリスペクトしながらも近い関係性であることが見て取れました。また、どちらかというと体育会系な感じがして、それも自分に合っていると思い入社を決めました。

両親から現場監督の仕事についてはある程度聞いていたので、入社前と後で大きなギャップはありませんでしたね。ただ、父親から「この業界はなかなか休めないぞ」と言われて覚悟していたものの、実際はそんなこともありませんでした。現場によっては土曜日に出勤する場合もありますが、現在の現場は土日にしっかり休めており、趣味や家族に時間を使っています。当社の取り組みはもちろん、業界全体としても働き改革が進んでいることを実感しています。

Flow

|入社後の流れ

自分からアクションを起こし、知識を吸収

私が入社した頃は、まずは小規模の現場に出て、所長や先輩、職人の方々に教えてもらいながら学んでいくスタイルでした。現場はいつも忙しそうで、こちらからアクションを起こさないと向こうからのアクションはない状態。特に職人さん方は、今まで接したことのないような年上の人ばかりなので、話しかけにくいイメージがありました。それでも、自分からアクションを起こさなければいつまで経っても成長はできない。そう考えて自発的に質問や雑談を話しかけているうちに、うまくコミュニケーションが取れるようになっていきました。職人さんは、「職人」と呼ばれるだけあって知識量が半端ではないんです。現場に張り付いて色々質問したり、一緒に休憩したりしながら色々と教えてもらったことを今でも覚えています。

ちなみに、今は「メンター制度」という若手の先輩社員が新人をサポートする制度ができました。私が入社した当時よりも相談しやすい環境が整っているので、よりスムーズに慣れていけると思いますね。

Rewarding

|仕事のやりがい

入社3年目で一つの現場を任されることに

入社してから、これまで8現場ほど経験しました。その中で特に印象に残っているのが、入社3年目のときに担当したRC造7階建てビジネスホテルの建設現場です。その現場の所長とは前回も一緒だったこともあって、すでによく飲みに行くような間柄でした。そうした関係性もあり、最初から「現場のことは全部任せるからやってみろ」と言っていただいて。当時の私の能力を考えたら、とてもじゃないけどまだ自分が主体となって対応できレベルではなかったのでその言葉には驚きました。実際に色々と失敗しましたし、余計なお金をかけて直すことになって迷惑をかけることもありましたが、所長は怒ったり問い詰めたりすることもなく親身になってサポートしてくれました。

1年がかりで取り組み、低かった建物がだんだんと高くなっていく様子を間近で見ながら、最後の仕上げが終わって完成したときには言いようのない達成感と安堵を覚えたものです。たくさん苦労しましたが、この時の経験が私のターニングポイントとなったように思います。

Wok Style

|職場・仕事の魅力

同世代と切磋琢磨しながら幅広く経験できる

ここ2年ほどは公共工事が続いており、現在も公立中学校の建設に従事しています。これまで経験した中でもっとも金額が大きく、監督の人数も所長のほかに4名という大きな現場です。公共工事は民間の案件と比べて役所への提出書類や写真の量が多く、大変な面もありますが、現場監督として成長できるチャンスがたくさんあります。今は続けて公共工事を経験することで、成長の手応えを感じているところですね。このように公共と民間、そして大小様々な規模の案件に携わるチャンスがあるのは当社の魅力の一つだと思います。

また、当社では近年、新卒採用に力を入れており、若い世代も増えています。建築工事部は10代と20代が全体の約1/3を占めるほどで、現場への配属も世代のバランスを考慮して行われるので働きやすい環境だと思いますね。

今後の目標は、所長として一つの現場を任せてもらえるようになること。そのためにもまだまだ勉強しなければならないことがたくさんあるので、所長や先輩のやり方を吸収しつつ自分で考えながら、知識と実力を磨いていきたいと考えています。

One Day Schedule

1日のスケジュール

  • 8:30
  • 現場での朝礼。工事に関わる全スタッフが集まり、その日の予定を共有します。
  • 10:00
  • 現場巡視。施工状況を確認し、品質や安全に問題がないかチェックします。
  • 13:00
  • 休憩後、作業スタッフのリーダーである職長さんと打ち合わせを実施。当日の進捗確認や翌日の動きを相談します。
  • 16:00
  • 施工図の作成。CADを用いて施工図の作成や修正を行います。
Message

メッセージ

自分で考える癖をつけて、
一歩ずつ成長を。

数年前から、メンターとして新入社員のサポートを行っています。その際に意識しているのは、こちらから先回りして答えを言わないこと。疑問に感じたことをまず自分で考える癖をつけてほしいと思っています。とはいえ、困ったときは全力でサポートするので、ぜひ安心して飛び込んでください!

※記事の内容や所属部署等は取材当時のものです。