計画段階から携わった建物が完成し、
お客様から感謝される。
その瞬間が一番嬉しい。

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八木 隆一|営業職 営業部営業二課 主任
情報社会政策学部卒
2007年  新卒入社

Reason

|入社動機

応接室に飾られていた感謝状に縁を感じた

高校まで地元の磐田市で過ごし、愛知の大学に進学。大学卒業後は地元に戻ろうと考え、就職活動では静岡西部の企業を中心に受けました。製造業が盛んな地域で育ったことから、モノづくり系の業種に興味や親近感があったので、エントリーしたのはメーカーや建設会社がほとんどでしたね。中でも、人々が生活する場を提供し、地図に残る仕事ができる建設業に大きな魅力を感じていました。

林工組の面接で強く印象に残っているのは、私の出身小学校から贈られた感謝状が、応接室の壁に飾ってあったこと。偶然にも、数年前にその小学校の新校舎の建て替えを林工組が手がけていたんです。その感謝状を見たときに、「あれだけ大きな建物を施工できるということは、しっかりした会社なんだな」と思いましたし、何よりも私との縁を感じ、志望度が高まりましたね。ありがたいことに内定をいただけたので、迷いなく入社を決めました。

Flow

|入社後の流れ

仕事に慣れるために努めた積極的なコミュニケーション

入社後、最初に配属されたのはマンションの施工を手がける部署でした。最初の1ヶ月は上司と共に行動し、マンション営業の基本的な行動や流れを学びました。2ヶ月目以降、上司の指示やアドバイスのもと、少しずつ一人で行動するようになりましたが、なかなかすぐには成果を出せず、苦労したことを覚えています。初めて受注できたのは、入社から10ヶ月が過ぎた頃。見学会にいらしたお客様の担当を任され、周りのサポートを受けながら、なんとか契約まで漕ぎ着けることができました。

当時、いち早く仕事に慣れるために努めていたことは、社内・社外・お客様を含めて積極的にコミュニケーションを取ること。自分の経験不足を補うためには、密にコミュニケーションを取って相互理解を深めることが不可欠だと思っていましたし、そうすることで少しでも仕事をスムーズに進めようと考えていました。学生時代は、「報・連・相」なんて意識したこともありませんでしたが、当社に入社してからその重要性を強く認識するようになりましたね。

Rewarding

|仕事のやりがい

大きな達成感を得られたZEBの案件

組織改編に伴って2012年に今の部署に異動し、現在は民間の工場や事務所ビルを中心に、マンションや個人住宅に至るまでさまざまな建物の提案営業を行っています。提案先も幅広く、施主となる法人・個人のお客様、設計事務所や不動産会社などに日々アプローチしています。

工事の規模は大小様々ですが、基本的にはすべての案件について土地・建物の提案から見積提出、契約業務、施工中のサポート、お引渡し、アフターフォローまで一貫して対応しています。建物の計画段階から竣工まで携われるのが営業の醍醐味だと感じていますし、何よりも建物が完成し、お客様から感謝される瞬間が嬉しいですね。

最近手がけた仕事で一番思い出深いのは、ZEB(ゼブ:ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の事務所ビルの案件です。ZEBとは、省エネと太陽光発電などの創エネによって年間の消費エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建築物のことを指しますが、当時林工組では前例がなく、浜松市全体でも数棟しか施工事例がありませんでした。ZEBの基準を満たすための調査や確認に時間がかかりましたし、行政に提出が必要な書類の種類も多く、非常に苦労しました。外部のコンサルタントにも手伝ってもらいながら、なんとか竣工させることができましたが、「難しい仕事をやりきった」という思いで大きな達成感がありましたね。こうした先進的な案件を手がけることができるのは、会社の信頼や実績があるからだと思います。

Wok Style

|職場・仕事の魅力

良い環境で無理のない働き方ができている

当社は気さくな人が多く、人間関係で苦労することはありません。入社前は、「現場監督は厳しい人が多いのでは?」と思っていましたが、実際に接してみると土木・建築いずれの部署も人当たりの良い方ばかりで、良い意味でイメージとまったく違いましたね。

現在、営業部のメンバーは全員で10名弱。大きな組織ではないのでコミュニケーションが取りやすく、とても居心地の良い雰囲気です。主任として後輩を指導する立場にありますが、気をつけているのはこちらの意見を強制しないこと。まずは自分で考えるように促し、その上で「こういう考え方もできるよ」「こういう手段もあるよね」と色々な方向性を提示して思考のバリエーションを増やすような教え方を心がけています。

働く環境に関しては会社も働き方改革を積極的に進めていますし、取引先も含めて業界全体の意識が変わってきているため年々良くなっていると思います。土日はしっかり休めて、残業は多くても1、2時間程度ですから、無理のない働き方ができています。有給休暇も取りやすいので、子どもの行事が平日にあっても参加できるのが嬉しいですね。

One Day Schedule

1日のスケジュール

  • 9:00
  • 書類作成。見積書や提案書、行政に提出する書類などの作成を行います。
  • 11:00
  • 現場立ち合い。定期的に施行中の現場を訪問し、進捗状況などを確認します。
  • 14:00
  • お客様先訪問。法人・個人問わず、さまざまなお客様に対応します。
  • 16:00
  • 社内打ち合わせ。仕事を円滑に進めるために緊密なコミュニケーションが重要です。
Message

メッセージ

地元に腰を据えて働きたい方に
最適な会社です。

林工組は地元・浜松にて長年にわたって実績を積み上げてきた歴史ある会社です。社員行動指針にもあるように「まじめに、とことん」をモットーとして、社員全員が誠実に仕事に取り組んでいます。安定した地元密着企業で働きたい方にはピッタリの環境だと思います。その上、規模の大きな案件を手がけられるチャンスもあり、仕事の醍醐味を存分に感じることができます。私自身も工事金20億円、30億円規模の大きなプロジェクトに携わることを当面の目標としています。

※記事の内容や所属部署等は取材当時のものです。