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環境への取り組み

環境方針

林工組では当社経営方針に基づき、環境マネジメントシステムの運用・改善に努め、“環境”分野の目標達成に向け活動します。

01

当社の事業活動が環境に与える影響を最小限にする為に、適切な環境マネジメントシステムを構築し、実施し、継続改善を図ります。

02

環境に関連する法規制及び当社が同意するその他の要求事項を遵守します。

03

技術的・経済的に可能な範囲で、環境目的及び目標を設定し、環境マネジメントプログラムを策定して環境保全活動を推進します。

04

環境保全活動では、次の事項について重点的に取り組みします。

  1. 環境に配慮した設計の推進
  2. 周辺住民に配慮した施工の推進
  3. 建設副産物の適正処理
  4. 省エネ、省資源の推進

05

地域社会とのコミュニケーションを図り、地域環境の保全に協力します。

06

全従業員の環境方針の周知徹底と環境意識向上の為に教育を行います。

ISO14001 認証取得について

当社は、環境配慮の活動を継続的に改善し、より有効な活動としていくため、国際規格ISO14001の認証を2004年6月に取得し、環境マネジメントシステムを運用しております。

なお、ISOの登録内容は、【株式会社マネジメントシステム評価センター】のホームページにて検索・ご参照下さい。

ZEBへの取り組み

ZEBは、このようなお悩みを持っている事業者に最適です

  • 自社ビルや事業場を省エネ化したい
  • 建物が老朽化、建替も含めて検討したい
  • いろいろな設備の更新時期が近づいてきた
  • 脱炭素建物で会社の取組みをPRしたい

ZEBとは?

Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。

出典:環境省

林⼯組は、⼀般社団法⼈環境共創イニシアチブ(SII)の「ZEBプランナー」に登録しています。

2025年度に当社が設計受注する設計業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とします。

林工組はCSR活動方針の一つとして、「環境負荷の低減と環境関連技術の練磨」を掲げ、その中でZEB案件の実現に積極的に取り組んでまいります。エネルギーを「減らす」「上手に使う」「創る」をコンセプトに、ZEBの普及に向けて、技術開発やお客様への提案に努めます。

ZEBプランナーとは

「ZEB設計ガイドライン」や「ZEBや省エネ建築物を設計するための技術や設計知見」を活用して、一般に向けて広くZEB実現に向けた相談窓口を有し、業務支援(建築設計、設備設計、設計施工、省エネ設計、コンサルティング等)を行い、その活動を公表する事業者と定められています。

ZEB相談窓口様々なZEBに関する問合せに対応が可能です。
ZEBプランニング支援ご依頼に基づき、設計、施工コンサルティング等、ZEBのプランニングを支援します。削減への挑戦を続け、SDGsの達成に向けてさらなる技術の開発やお客様へのご提案に努めていきます。
ZEBプランニングに関する取り組みの公表ZEBプランニングの実績や活動を公表していきます。

林⼯組は「環境負荷の低減と環境関連技術の練磨」を掲げ、 ZEB案件に積極的に取り組んでまいります

林工組はCSR活動方針の一つとして、「環境負荷の低減と環境関連技術の練磨」を掲げ、その中でZEB案件の実現に積極的に取り組んでまいります。エネルギーを「減らす」「上手に使う」「創る」をコンセプトに、ZEBの普及に向けて、技術開発やお客様への提案に努めます。

2022年度 ZEB受注実績割合(設計)
新築300㎡未満0%
300㎡以上2000㎡未満0%
2000㎡以上10,000㎡未満0%
10,000㎡以上0%
既存改修300㎡未満0%
300㎡以上2000㎡未満0%
2000㎡以上10,000㎡未満0%
10,000㎡以上0%

木で造る CLT建築

CLTとはCross Laminated Timber(JASでは直交集成板)の略称で、24 ~ 30mm 厚、 110mm 幅程度の挽き板( ラミナ )を繊維方向が直交するように積層接着した木質構造用の厚 みのある大きな板です。CLTは一般的な構造用集成材とは異なり、水平面・鉛直面、そして面外に も強さを発揮できるため、耐力壁や梁の無い床として使うことができます。 木材だからコンクリートに比べて重量は 1/5 以下。それでいて同比重での強度はコンクリートの 優に数倍です。CLTの材料はスギ、ヒノキ、カラマツといった人工林の間伐材などの小径木を利 用することができるので、森林資源を有効に活用できます。CLTは環境にやさしい建材として注 目されています。 また、仕上げ不要の天然木の CLTは工期短縮にも一役買っています。 軽くて強度があり高い耐火性能を持つ CLTは、住宅はもちろん、大規模建築にも用いられていま す。 木造建築の常識を塗り替えるこの技術によって建築はさらに安全で快適に、進化を遂げました。

CLTの特徴

CLTは構造躯体として建物を支えると共に、断熱性や遮炎性・遮熱性・遮音性などの複合的な効果も期待できます。

施工がはやい

パネルを工場であらかじめ加工して現場に搬入養生期間が不要

建物が軽量化

鉄筋コンクリートに比べて重量は5分の1以下材料輸送費軽減

地震に強い

阪神淡路大震災の観測波よりも大きな力を加えても倒壊しないことを確認

火にも耐える

厚さ90㎜のCLTが1時間燃えても壁が燃え抜けない断熱性が高い

広い空間

柱のない広く大きく広がる空間を実現

CLTを活用した建物の普及と技術開発を目指して。

林工組は、CLT建築でサステナブル社会に貢献することを目的として創設された『日本CLT技術研究所』に加盟し、CLT建築についての 技術・ノウハウの提供を受けています。昨今の様々な異常気象、災害に見舞われている現代社会において、日本そして世界の将来を考えたとき、環境問題に目を向けずに進むことはできません。 当社は、大きな自然の恵みから成るCLTの活用により、未来を見据えた建築で、新たな都市風景を共に創造してまいります。

施工事例

case.01事務所・商業施設

CLTパネルで面材耐力壁と水平構面を構成し、鉄骨梁を採用することにより、接合部の強固さと施工性を向上させた。それにより11.5 メートルのボックス空間をV字柱のみで支え、6メートルのキャンチレバーを実現した。

case.02店舗

軒先まで伸びるCLTパネル一枚で構成された空間は、室内と室外の境を曖 昧にすることでより広く大きく広がる空間を実現している。 余分なものを そぎ落とし、構造材をむき出しにすることで構造美も併せ持つ建物となっ ている。

case.03事務所

木自体が持つメリットとCLTパネルのみが持つメリットを合わせた、木造在来軸組+CLTパネル工法。中規模建築で必要不可欠な高耐力要素をCLTパネルを活用することで実現させ、大 空間を確立した。

case.04集合住宅

LC-core構法による設計で、一般的なCLT工法と比べ必要な耐力壁を減らし、自由度の高い空間の確 保とコストの削減が実現。さらに耐力壁を建物のコアとなるよう配置し、1階多目的ホール (17.5m×7.25m)が可能になった。バルコニーや屋根の軒天もCLTが現しとなり、構造材を意匠デザ インとして取り入れた、木の温もりを強く感じられる設計としている。

エコドライブ活動

130台の社有車を持つ当社では地球環境への影響を考慮し、燃料消費量やC02の排出量を抑制する運転方法である「エコドライブ」を推進しています。平成28年から浜松市環境部が主催するエコドライブ推進事業に参加し、「エコドライブ優良事業所」に認定されて以来、継続して社有車数十台の走行距離・給油量の管理を実践し、社員の運転教育にも力を入れています。エコドライブ活動によってCO2削減に貢献することはもちろん、コスト削減や交通事故の低減にもつながっています。